あの日、町外れの小さな病院で少しやつれてしまった君と一緒に一粒の向日葵の種を植えたよね。5日もしないうちに小さな目を出して、それはどんどんどんどん大きくなっていったよね。でも、反対に君は日が経つに連れどんどんどんどん弱々しくなっていって、そして僕の知らない遠い世界にいってしまった。夏が大好きだった君に、どうしてもあの青い海をみせたかったんだけど、それも無理みたいだね。でも、君の向日葵は今日も大きな大きな笑顔を僕にくれるよ。大きな大きな・・・元気いっぱいの君の笑顔をね。

やがて季節は秋になって、君はどこか悲しそう。俯いて、下をみちゃった。ごめんね、僕があんまり来てあげられなかったから、悲しかったんだよね。でも、君を忘れたんじゃない。君の悲しそうな顔を見るのが辛かっただけなんだ。

そして君は枯れていった。希望という名の種子を落として。そしてまた、来年、君に会える日を待っているよ。その大きな大きな笑顔をまた、僕にみせてくれるその日まで。愛しているよ・・。
■君の向日葵 [作詞:花香公寿]

君が残した一粒の雫は 大地に落ちそして糧になる
日毎に伸び始めたあの向日葵は もう僕の背を追い越したね

あの日 君に伝えたかった僕の気持ちは今もこの胸の中
どんなにこの切ない気持ちを伝えようとしてももうできないんだね

明日 また君に会いに行くよ 君の向日葵は今年も咲いてるのかな
真夏にしか会えない君のそのまぶしいほど大きな笑顔

将来を誓った僕等の未来は あの星空よりも輝いてた
だけど今 僕はベガ(織姫)という名の君をみつけることしかできないんだね

どんなにどんなに君のぬくもり 君のその優しい言葉を求めても
天界(そら)という世界に住む君には 僕からの一方通行の気持ちしか伝わらない

あの日 二人で見上げたあの天の川は今でも流れてるよ
君は今も その聖なる川の中で僕を見つめててくれてるのかな

季節は肌寒い秋を連れてきて 君の笑顔はさみしそうにうつむいて
希望という種子に願いを込めて また僕に来春までのさよならを言った

また次の春に君は生まれ そして僕と恋をするんだ
半年限りの限られた恋だけど 僕は君とまた恋に落ちるよ

そしてまた その誰にも負けない太陽に似た笑顔を僕に下さい



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